
アルミブラインドは、今や色々な場所で取り付けられていますが、歴史は、結構古くにさかのぼります。
ブラインドは、日差しを効率的に遮るものですが、この原型は、今から5000年前のエジプトのファラオ王朝時代に作られた葦(あし)で作られたものと言われています。この葦(あし)をぶら下げ、日を遮っていたとされています。ここから、今の原型と言われているものが作られたのは、イタリアのベニス。水の都のベニスでは、太陽から降り注ぐ光が水面に反射したため、これを遮るため、現在のようなブラインドの形で、時間ごとにかわる日を効率よく遮っていきました。
実際に、「ブラインド」として、商材として作られたのは、1940年代。アメリカのハンターダグラス社が発売したものが、出発点とされています。それから、日本のメーカーも、日本特有の気候に合わせた機能を開発したり、操作性を日々改良しながら、今に至っています。
様々な窓に対応しながら、ブラインドも日々進化を遂げてきました。日本のメーカーが開発したばかりの時は、金額が高額でしたが、部材の見直しなどで、今では一般の住宅にも使用されるくらいになっています。また、懸念だったお掃除も汚れを寄せ付けない機能が付いたりと、ますます使いやすくなってきています。
一番、スタンダードな「アルミブラインド」は、外の視線を防いだり、空間に差し込む光を調整したり、万能な機能はそのままに、コンパクトにたたみあがるので、窓の開口部を有効活用でき、窓を大きく見せることが可能です。
横の直線が引き立ち、シンプルモダンなどのインテリアなどの空間にも選ばれています。
基本的な操作方法、メカの形なども考えながら、取りつける窓にピッタリなブラインドを見つけてみてください。
【アルミブラインド操作方法】
【ブラインドの操作方法の動画】当店が扱っているワンポール式のブラインド操作方法を動画で説明いたします。ワンポール式は操作性にも優れ、近時は、更に丈夫に進化しています。
【アルミブラインドの特徴】
■1台で「カーテンのドレープとレース」の役割
室内に入れる光の量を羽根(スラット)の角度で調整できます。外からの視線も気にならず、外の光も取り入れられます。

■カーテンレールにも取り付け可能
アルミ製のブラインドはメカもコンパクトで軽量なので、カーテンレールへの取り付けも可能です。賃貸物件などでカーテンレールがある場所でも取り付けが可能です。

■とにかくシンプル
ブラインドは横の直線が強調され、スッキリとした、ミニマムにインテリアにコーディネートしやすいのが最大の特徴です。

【アルミブラインドが使われている場所】
■掃出し窓

掃き出し窓にアルミブラインドを取り付けています。 掃き出し窓の一方に、出入り口を確保したい時は、セパレートタイプをオプションで選んでください(+3500円)。
■腰高窓

大きな窓から小窓まで、窓枠内にブラインドを取り付けすると、壁との一体感で、スッキリとした印象になります。また、壁に馴染ませることで、他のインテリアも引き立ちます。
風の強い場所、ずっと窓を開けておくような場所に設置する場合は注意が必要です。ブラインドを下げたままにすると、窓枠や壁と干渉する場合があります。故障の原因にもなるので、窓を開ける際は、ブラインドを上まであげて使用すると、ストレスなく使用できます。
■キッチン

耐水機能が付いているので、キッチンなどの水周りにも使用できます。汚れが気になる場合は、油跳ねなどの汚れに強い光触媒のブラインドもオススメ。ビスが使えない場合は、つっぱり式のブラインドも選ぶことができます。
■浴槽

スラット(羽根)だけでなく、細かな部品を含め、ブラインド全体が耐水性を持っているので、浴槽の窓、脱衣室など水はねなどの心配がある空間での取り付けも可能です。ビスが使用できない窓は、「つっぱりタイプ」で取り付けも可能です。
■オフィス、事務所、公共施設

一台で光の調節も可能なブラインドは、オフィスや事務所に選ばれることの多い、もはやスタンダードな窓周りのアイテムです。大きな窓にも1台で対応できる機種もあります。
【アルミブラインド 色の選び方】

■壁と馴染ませる

ブラインドの色選びで、一番定番なのが、空間の壁に馴染む色を選ぶ方法です。 表面積の大きな壁と、馴染みやすい色を選ぶと、空間に広がりが出るので、一番安心感があります。壁に使用されることの多い「ホワイト」でも、暖色・寒色の色味を揃えています。
■空間を引き締める

空間の色のトーンを合わせながら、少し色の付いたもの、少し濃い色を選んでみる選び方です。 部屋にメリハリがついて、空間を引き締める効果があります。他のポイントとなるインテリアのカラーと揃えると、空間にメリハリが出て、ワンランク上の楽しみ方ができます。木目調は木枠や、家具の色味に合わせたりできる当店で、人気のカラーです。
■カラーを入れる

ブラインドはカラーが豊富です。 ワンポイントカラーを使って、少し華やかさをプラスすると、空間の雰囲気が変わり、活き活きとした表情に。 水周りや汚れが付きやすい場所に、カラーを入れると、汚れが目立ちにくく、お手入れも楽になるのでオススメです。
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